夏に見るより綺麗に見える説
秋や冬の空は夏に見える空よりも
遠く感じることはないだろうか?
実はそれは科学的に真実で
あると証明されている。
空が青く見える理由は空気中の
水分や塵が反射することで、
そう見えているらしい。
夏の熱い空気の方が空気の中に
含める水分や塵の量は多く、
それだけ多くの反射可能な物質が
多くなるのだ。
遠くの空を見ても雲の高さが、
夏の方が地表に近いのはそういうことだ。
身近な現象で言えば水よりもお湯の方が
砂糖や塩が溶けやすいのと同じ原理である。
11月2日、
千葉県某所で花火を見る機会があった。
国際空港があることで有名なあの都市だ。
そこで見た花火はとても澄んでいて、
音が近くに感じられた。

音や光を遮る物が少なかったからかもしれない。
でも、と僕は思う。
寒い季節はすこし、遠くの空が寂しい。
もう一歩、近づいてきたらいいのに、と。